※本記事は、「日用品化粧品新聞」7月13日号に掲載された【知ラベルリンテック④】を参考に、株式会社 日用品化粧品新聞社様の許可を得て元記事を一部加筆・修正して掲載しています。
ラベルを貼ったあと、「使い終わったらきれいに剥がしたい」と思うことはありませんか? しっかり貼ることと、きれいに剥がすことは、どちらもラベルに求められる大切な性能です。今回は、そんなニーズに応えるラベル素材「REPOP(リポップ)」について、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
しっかり貼れて、きれいに剥がせる「REPOP」
ラベルには、使っている間はしっかり貼り付いていてほしい一方で、役目を終えたらきれいに剥がしたい、という場面があります。
そんなときに関係するのが「再剥離性」です。再剥離性とは、ラベルを剥がす際に、のり残りを少なくしてきれいに剥がしやすくする機能のこと。リンテックの「REPOP(リポップ)」シリーズでは、この「貼る」と「剥がす」の両立を目指したラベル素材が展開されています。
強粘再剥離タイプは、しっかり貼ってきれいに剥がす
「REPOP」には、用途に合わせたタイプがあります。 その一つが「強粘再剥離タイプ」。プラスチック容器などにしっかり貼ることができ、剥がしたいときには、のり残りを少なくきれいに剥がせることが特徴です。 また、一般的にラベルが貼り付きにくいとされるポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)などにも対応できる粘着剤が採用されています。化粧品やヘアケア用品などのボトルに貼るアイキャッチラベルでは、ラベルの一部を容器から浮かせて見せるデザインもあります。そこで、ラベルの形状を保ちやすい基材を採用するなど、用途に合わせた工夫もされています。 表面基材には透明、白色、銀ツヤなどがあり、商品のイメージに合わせて使い分けられるのもポイントです。

大きなラベルにも使えるシリコーン微粘着タイプ
もう一つが「シリコーン微粘着タイプ」です。 こちらは、店舗の窓ガラスに貼るポスターなどを主な用途として想定したラベル素材。空気が入りにくく、比較的大きな面積でも貼りやすいことが特徴です。 ガラスやアクリル、ポリカーボネートなど、表面が平滑な素材にしっかり密着しながら、使用後にはきれいに剥がすことができます。 透明タイプでは、剥離紙の平滑性を生かして高い透明性と意匠性を付与できる設計となっています。ショーケースのPOPやアイキャッチラベルなどにも活用できます。

「貼る」だけでなく「剥がす」ことも考えたラベルへ
ラベルは、商品を目立たせたり情報を伝えたりするだけでなく、使い終わったあとにどう剥がすのかまで考えることが、これからのラベル選びには欠かせません。のり残りが少なくきれいに剥がせる「再剥離性」を備えた素材なら、使用済み容器からラベルを分別しやすくなり、容器の再利用やリサイクルにもつながります。反対に、剥がしにくかったり粘着剤が残ったりすると、分別や再利用の妨げになってしまいます。 「しっかり貼る」と「きれいに剥がす」。この2つを両立させたREPOPのような素材を選ぶことは、使用中の見た目や使いやすさだけでなく、使い終わったあとの分別にも配慮した、環境に優しいラベル選びにつながります。ラベル選びは、貼るときだけでなく、剥がすときまで見据える時代に入っているのかもしれません。