※本記事は、「日用品化粧品新聞」6月15日号に掲載された【知ラベルリンテック②】を参考に、株式会社 日用品化粧品新聞社様の許可を得て元記事を一部加筆・修正して掲載しています。
ウェットティッシュや汗拭きシートを使うとき、何度もフタを開け閉めしますよね。
中身の乾燥を防ぎながら、必要なときには開けやすく、使い終わったら再び閉じられる。その役割を担っているのが、フラップラベルです。実は、このようなラベルの機能はウェットシートだけでなく、ほかの用途にも活用範囲が広がっているんです。
今回は、フラップラベルの役割と広がる可能性について見ていきましょう。
ウェットティッシュの開け閉めを支えるフラップラベル
ウェットティッシュや汗拭きシートは、一度開封したあとも何度も使う製品です。
そのため、使うたびにフタを開け、取り出したあとに再び閉じるという動作を繰り返します。このとき、開口部を閉じる役割を担っているのが、フラップラベルです。
中身を取り出すときには開けやすく、使い終わったあとは再び閉じられる。さらに、袋の開口部を覆って中身の乾燥を防ぐことも期待されます。
何度も開け閉めするための粘着性
フラップラベルには、一般的なラベルとは異なる機能が求められます。
何度も剥がして貼り直すため、貼り付けた状態を保ちながら、必要なときには剥がしやすいことがポイントです。
また、袋の材質や表面状態との相性も重要になります。ラベルに使われる粘着剤には、強く貼り付けることを重視したものだけでなく、剥がしやすさや再び貼り付けることを考慮したものもあります。
このように、ラベルは「貼る」だけでなく、どのように使われるのかまで考えて選ばれているんです。

ウェットシート以外にも活用範囲が広がる
フラップラベルに求められる「開けやすい」「閉じやすい」「繰り返し使いやすい」といった機能は、ウェットティッシュだけに限られるものではありません。
たとえば、開封後も何度か開け閉めする製品や、袋の開口部を一時的に閉じておきたい製品など、さまざまな用途で活用できる可能性があります。
製品の使い方が多様になるにつれて、ラベルにも「表示する」だけではなく、包装の一部としての役割が求められるようになっています。
ラベル素材を選ぶときは、基材や粘着剤だけでなく、「何回開け閉めするのか」「どのような材質に貼るのか」「使用中にどのような状態になるのか」まで考えることが大切です。
ウェットシート用として培われたラベルの機能が、別の製品や用途にも広がっていく。そんなところにも、ラベル素材の面白さがあるのではないでしょうか?
